ノンフィクションというフィクション

何年間隔かで起こる世間を騒がす凶悪な事件。ことの発端に差はあれど、世間を不安で包むことに大差はない。

 

よくある話だなと思っていた。ただ、それは画面越しの話であって、実際に遭遇するなんてことは想定していない。

 

今朝方、警察に男が襲撃し鉄砲を奪ったらしい。物騒な町だとは思っていたけれど、とうとう他人事ではなくなってきた。

 

友人と焼肉食べに行こうなんて話をしていたのに、まさか翌日焼肉にされる恐れがある日が来るなんて思ってもいなかった。

 

「心配しすぎだよ」

親しい人からよく言われる。どうにかしようと年中閉店セールをやっている古びた服屋のように、ポジティブになろうキャンペーンをやっているのだが在庫は掃けない。不安を売るビジネスがあれば億万長者もきっと夢ではないだろう。

 

集合するまでの暇つぶしとして市街へ来たことで在庫をまた一つ積んでしまった。襲われた警官の無事と焼肉にされないことを祈る。