カイゼン・ジャーニーを読んで
カイゼン・ジャーニーを読了。
退職される別部署のエンジニアの方が最後におすすめされていたので、購入。
自身の開発がチームでアジャイルという感じでもないのでどうかなと思いつつも、 第一章でのふりかえりの仕方など、個人でも役に立ちそうなことは多かった。
後半は馴染みのない状況だったので、単語だけだとイメージしづらかったが、 ストーリー仕立てであるので読み進められたという印象。
定期的に読み返すのが良さそう。
特に、かなり序盤にでてくる一節がお気に入り。
他者の経験などの情報を、自分たちの「状況」に置き換えるという
「私達は、他社の実践の背景にどんな状況、制約があったのかを理解し、自分たちの状況、制約の下ではどのように実践するべきなのか捉え直さないといけない。」
如何に、キャッチアップした知見を咀嚼して活かせるかというのがキモで、 そこに各々の努力・工夫が必要なんだということに気づいた。
先述のとおり、個人的な開発が多いため * 一人朝会の実施:困っていることの見える化 * 週一回のふりかえり実施:改善事項の見える化 の2点を行うことで日々の変化を捉えていこうと思う。
余談だが、同じようなストーリー仕立てで自己啓発していくスタイルとして 北野唯我さんの作品(ビジネスサイドが主)があるが、 こっちをエンジニアに読んでもらうといいのかもしれない??
おわり